クレステッド雑記(1)

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クレステッド雑記

6月23日 ポンちゃん

6月23日 ポンちゃん

巣から落ちてケガをしてしまったスズメを一応当院で治療後、七沢の自然環境保護センターに搬送したところセンターの先生に「具合の悪い子タヌキがいるので先生代わりに持ち帰って治療してくださいよ。」と渡されてしまいました。
とってもかわいい子タヌキちゃんがやってきました。注射器でおっぱいをあげて点滴してちょっとずつ元気になってきました。
でも昼間はほとんど寝ていて、夜になるとやや動きまわるのですが、まだ徘徊といった感じでまだ不安は残りますがやせることなく、すこしずつ成長しています。
名前は勝手に「ポンちゃん」とつけました。1日4回40mlのミルクを与えています。ああもうダメ手離せない。

6月16日 ジオンの新兵器

6月16日 ジオンの新兵器

ご無沙汰いたしております。しばらく大変忙しく、またパソコンの故障も重なりまして久しぶりの更新となってしまいました。このところの近況をまとめてご紹介いたしましょう。
今回は新兵器のご紹介です。爬虫類専用孵卵機「JURAGON」です。ヤモリ、カメはもちろん、カメレオン、ワニの卵まで温度・湿度を自動管理。繁殖を目指す方には必帯のアイテムとなるでしょう。ペットのデパート東葛にて取扱いしております。たしか¥73,500だったと思います。
さて、話は変わりますが、うちのスタッフがラグドールというネコにほれ込んでおりましたて、さんざん悩んだ挙句、私に給料前借までして、喜び勇んでラグドールを買いにショップへ行きました。
しかし、あと2週間は販売できないと断られてしまい。がっくりして帰ってまいりました。なにやらショップでは大人の事情でまだ販売していないようで、もう買う前から「ペットロス」に陥ってしまい。携帯に取り込んだラグドールの写真を見ながら憂鬱な顔をしているスタッフはとても哀れに思います。
最後の写真は「フクラアメガエル」。なかなかかわいい顔しているでしょ。このカエルは採取時期が限られているため、常に入荷は未定とされるもので、入る時にはあちこちにいるのですが、いないとなると徹底的にいなくなるカエルです。この饅頭のような容姿から女の子にも人気があります。
飼育は、土の中に潜って生活しているので細粒の赤玉土と細かいヤシがらを混ぜ、適度な湿度を与え、土の深さ20cmくらいにして飼育しています。常に潜っているので土を飼っているみたいでなんだか微妙な存在です。小さいコオロギを播いておくといつのまにかいなくなっているので夜のうちに地表へ出てきて食べているようです。

3月26日 黒ポメ買っちゃいました。

3月26日 黒ポメ買っちゃいました。

まだ塗装工事終わりません。普通なら一週間程度で終わるらしいのですが、職人のおじさんがひとりで塗っているのでなかなか終わりません。私はただ応援するしかございませんので・・・。今回の塗装工事は大家さんの管轄なので壁色も一応意見は聞いてもらえるものの、多数派に押されて私には決定権がございません。一応以前と同様黄緑色ということにしてくれたのですが、職人のおじさんに「先生、青と黄色を混ぜて気に入った色を作りなよ。」と言われ、先週ペンキ職人に転職して言われたとおり黄色と青を少しずつ混ぜながら気に入った色合いを調合しました。これがまたやりだすと結構面白い。今までの壁色は開業時「黄緑で」とアマガエルのような色を注文したにも関わらず、「そんなの出ない」と言われ、ついに「抹茶色」にされてしまい、8年間妥協していたのでした。今度こそはアマガエル色と一所懸命調合しました。途中青緑色のところで「これもいいかも」といくつか調合しながら壁に塗って悩んでおりました。一応自分でアマガエル色を再現できたのですが、気分を変えてさっきの青緑を第一候補に推していました。しかし大家さんとペンキ職人のおじさんらに諭されて、結局アマガエル色に決定してしまいました。まあ、前回の抹茶色よりは全然気に入った色なので納得しました。
季節がら今ちょうど盆栽の植え替え時期なのですが、この工事で手元にほとんど盆栽がないので植え替えができず、悶々としています。この一年間の予定が大幅に狂ってしまった。さらに水仙やチューリップなどの花物もすべて手元にないので今が花盛りの植物が見られず悲しい日々を送っています。
そうそう犬買いました。黒ポメラニアン。以前から小型犬飼おうかと考えていましたが、まあそのうち感覚でずっと実行せずにいました。以前は飼うなら「マルチーズ」と言っていたのですが、気まぐれでたまたま目にした黒いポメラニアンを気に入って購入することにしました。
はじめ名前を「多聞丸」にしていたのですが、どうもタモンちゃんって呼びにくいので、いま現在では「千熊丸」のクマちゃんって呼んでます。ツキノワグマの子どもみたいでしょ。

3月6日 塗装工事

3/9から当院ビルの外装工事が始まります。2週間前に大家さんからお知らせをもらい、工事終了まで盆栽移動させるようお願いされてしまいました。
さぁ優に300はある鉢物軍団をどうするか、仕方ないので知り合いの家に順次大移動を決行。しかしこのところの天候不順で作業が一向にすすまない。その上病院も何かと忙しいので、かなり焦ってはいるものの、この天気と寒さではかなり億劫になってしまっています。
しばらくの間、病院内がごちゃごちゃしているかとは思いますが、ご理解とご協力をお願いします。

2月7日 またか。

2月7日 またか。

先日異物を食べたというシュナウザーが来ました。今回はシャープペンやホチキスなどの文具。実はこの子は去年の1月にもDVDディスク食べていまして、何でこんなものというものばかりかじって飲みます。
性格はおとなくてとてもいい子なんですが、ひとりでお留守番させたりすると家庭内暴力に走ってしまうようです。
そのたびに催吐剤飲まされて吐かされているせいか、先生のことが嫌いなようで咬んだり、泣きわめいたりはしないのですが、先生とは絶対目を合わせません。
毎回固い尖ったものばかり飲んでいるので催吐剤によって吐かせるのも憂慮するところではありますが、毎回しっかりと吐き出してくれるので問題はないです。とはいえ、いつか手術にならないか心配している次第であります。
蛍光灯のノイズのため、ちょっと写真が見難いのですが、胃の中にホチキスの弾がしっかりと写りこんでいます。

2009年1月5日 あけましておめでとうございます

みなさん、あけましておめでとうございます。今年も変わらぬご愛顧よろしくお願いします。
今年の年末年始も休まず診察をしていました。さすがにもう限界です。今日は月曜でしたのでやっと休みになりました。
そこで久しぶりにお出かけしましたら、なんとタイヤがパンクいたしまして、もう最悪です。出かける前に盆栽の散水のついでになんとなく車を洗っていた時「もうタイヤやばいかなぁ」と虫の知らせのようなものがあったのですが、案の定走行中にいやな音がして、やってしまいました。
仕方なしに一番近くのガソリンスタンドまでパンクのまま走行し、なんとかSSに着いたのですが、「うちはタイヤ交換できない」とのこと。「はぁ?」と思いましたが、仕方ない。免許取得以来15年ぶりにスペアタイヤに交換しました。でもなんとなく心配なのでさっそく車屋さんに言って交換してきました。
思わぬ出費だ。もう年のはじめからついてないなぁ。

12月24日 メリークリスマス

メリークリスマス。みなさん楽しんでますか。
また最近更新さぼっていました。症例紹介更新しましたので是非ご覧くださいませ。

モールレミング登場

モールレミング登場

初登場モールレミングです。
一見スナネズミに似ていますが、顔まんまる。

12月1日 錦鯉の手術

12月1日 錦鯉の手術

先日購入した錦鯉の白写り。簡単にいうと白黒の牛模様の鯉が飛び跳ねた時に激突したようで右目の下の部分ががっつりめくれていてお気に入りの鯉だけに残念に思ってしましたが、かなり深い傷になっていたので頭部の固い骨の部分もめくれてしまっていたので、麻酔して手術することにしました。
だいぶ水温が低いため、なかなか麻酔が効かず業をにやして軽く麻酔が入った状態で縫合手術を実施。固い骨膜部分には縫合針が刺さらないので錐で導き穴を開け、縫合をしました。ですが麻酔が弱いので結構暴れてしまったため、体表に擦り傷を作ってしまいました。仕方なのでしばらく薬浴ですな。
その後今度は大正三色も同じところをケガしていたので、またオペしました。

10月30日 ミニブタのメグちゃん

10月30日 ミニブタのメグちゃん

昼間は暖かいものの、夜はかなり冷え込んでまいりました。動物たちの保温対策と健康管理には注意してあげてください。飼い主の方々も風邪などひかないようお気をつけください。
今回はミニブタのメグちゃんの近況でも載せようとおもいます。もうメグちゃんも5才になりました。ミニブタというと柴犬くらいの大きさだと思っている方も多いとおもいますが、大型犬以上の大きさになります。テレビでは子どものミニブタしか登場しないので多くの方がMAXでこの状態思っているいるようですね。
朝と夜はご飯食べに外に出ているのですが、なかなか見る機会がないようなので先生食べちゃったと思っている方もいるかしら。
メグちゃんも慣れたものでケージから出ると病院の玄関から外へ出て、ご飯、排泄。特に雨の日は濡れるのが嫌いなのですぐ帰って来てしまいます。
中に入るとフェレットのケージで体を掻くのが日課でカラマツは毎日地震に悩まされています。

10月3日 脱出

10月3日 脱出

いまハムスターが動物部屋で脱走しています。時々チョロチョロ出てくるのですが、なかなか捕まらない。
そこで仕方ないので餌で釣って蓋が閉まるタイプのネズミ捕りにリンゴを仕掛けて二日。捕まりました。ホシガメが!!
脱走犯といえば爬虫類用ガラス水槽型ケースに入っているホシガメ(4才)がたびたびガラス戸を開けて歩きまわっています。普段なら鳥のいるスチール棚の下にいるのですが、今回は見当たらない。あれーっと思い探していたらまさかのネズミ捕り。見事にすっぽり入っていました。

9月24日 水墨画

9月24日 水墨画

このところ鯉も集めつくしてしまい行き詰ってしまったので、新しい趣味を模索中。盆栽の飾りに水墨画もいいなぁと思っていましたが、なかなかいい本がなくてうまくいきませんでした。ここ最近教育テレビではじめての水墨画という番組が放映されています。よしこれで基礎勉強だ。
テキスト見ながら練習しつつ、鳥や木、花などいろいろ描いてみました。でもやっぱり鯉ばかり描いているのでだいぶ上達しました。その他パンダとか、トカゲとかお手本にないようなものもいろいろ挑戦してみました。
そうこういうお絵かきとか読書とかはじめると何で猫って邪魔しにくるんですかね。お手本にしている本とか図鑑とか写真の上にドテ~ンと座り込んで邪魔するよね。学生の時だって勉強しているとノートの上にドーンって居座る。注目してほしい猫のサガなのか。

9月23日 ガンダムマニア

9月23日 ガンダムマニア

「ガンダムはやっぱりファーストだよ」という方結構いますよね。私もそのひとり。ファースト以外見ません。
最近「ガンダムの常識一年戦争編」という本がコンビニで売っています。
今までいろいろガンダム関連本が出ているようですが今回のこの本は結構勉強になります。ルウム戦役とう一週間戦争とか知っていますか?単語は劇中に出てくるもののよく分からないのが実情ですが、実はガンダムはこのあたりもしっかり設定されているすばらしいアニメなのです。さてこの中で劇中のダイターン3や鉄人28号、勇者ライディーンなど一瞬だけ登場しているとのことです。ダイターン3は割と有名な話なので実はもう私は見つけています。この本を読んでから再びガンダム見直して探しているのですが、一向にみつかりません。「ソロモン攻略戦」や「宇宙要塞ア・バオア・クー」の中でジムの大軍の中にちゃっかり混ざっていたりします。作画の人たちがちょっとした遊び心で描いているようですが、面白いことやっていましたね。いまではちょっと問題になるのでなかなかできないことのようですが、昔はよかったですね。
この本に触発されてガンダム見直し、さらにガニプラまで買いつけてしまった。ゾック、グフ、ジム、エルメス買ってきました。ヒマな夜にはちまちま作っていこうと思います。でも部屋に飾ると猫にプチ落とされて大破してしまいます。対策を練らねば。

9月23日 チョウに超迷惑、イカリムシに怒り心頭

9月23日 チョウに超迷惑、イカリムシに怒り心頭

いきなりおやじギャグから始まった今回。錦鯉飼育では様々な問題が発生していますが、このところはチョウ(ウオジラミ)とイカリムシに多大な病害が発生。いきなり水道水から湧いてくることは考え辛いので購入時にどこからか混入してしまったのでしょうね。
チョウ(ウオジラミ)は、平べったい透明な体色にややまだらな模様がはいる寄生虫で体表に感染します。(写真右)
イカリムシは、頭部が碇型になっており魚体にその碇を差し込んで寄生する甲殻類で両者とも魚の体表に感染し、魚は痒みと違和感でフラッシング(痒みから魚が体を底面にこすりつけることにより体側が上から見られるようになり鱗が光に反射して光って見えること)をはじめ感染部位からの細菌の二次感染により穴あき病やカラムナリス症を起こしてしまいます。特にイカリムシでは針のようなものが体に刺さったままになるので炎症を起こし赤く、虫刺されのようになってしまいます。(写真左)
対処法は、トリクロルホンなどを成分とした外部寄生虫薬でリフィッシュやマゾテン、トロピカル-Nなどを使用して駆虫します。ただ、多くの寄生虫と同様、卵には効果がないので2週間ごとの反復投与を行います。また感染部位には細菌の二次感染が起こるためエルバージュやパラザンなどの抗生物質と原塩による塩水浴も併発すると効果的です。イカリムシは頭部を体表に突き刺していることからより病害も大きくなることもあり、イカリムシは死んでも刺さったままになるのでピンセットで引き抜くことも大切になります。
今回この作戦で対処しているのですが、いかんせん魚体も大きく、数も多いので網で捕まえて、手で押さえながらピンセットで地道に抜いてはおりましたが、暴れるし、うまくピンセットでつかめないし、三匹目で早くも挫折。もう面倒なので「麻酔リレー作戦」を敢行。大きなタライを二つ用意し、片方に水を張った後、水溶性の専用麻酔を溶解し導入槽に。もう一方のタライに多めの水を張ってしっかりと曝気をし、覚醒槽とするためしっかり酸素溶残量を確保しておきます。導入槽に3匹ずつ入れて、麻酔が効きはじめるのを待ちます。麻酔が導入されると魚体が横に倒れてくるので倒れた順に魚体を保持して一匹ずつイカリムシを引き抜いていきます。その時あまりに炎症がひどい場合は抗生物質の注射を施しておきました。
一通り虫を引き抜いたら、覚醒槽に入れておくと5分ほどで覚醒、普通の泳ぎ方に戻ります。この時エラ病が併発している魚は死んでしまうことがあるので注意が必要です。
3時間かけて全鯉の処置が終わるともうクタクタになってしまいました。

8月29日 推薦本

8月29日 推薦本

いままでリニューアルのため、更新がとまっていたためこれまで貯めていたネタの小出しをはじめます。
まずは先生推薦の書籍の紹介です。
ここに紹介する「鳥の飼育大図鑑」はオールカラー写真で掲載種も多く、飼育、飼料、繁殖方法までくわしく掲載されています。写真だけのいわゆるビジュアル本ではなく、マニア必帯のバイブルとなりますので是非手に入れてください。書店にない場合は、当院でも取り寄せできますので欲しい方は注文してください。

鳥の飼育大図鑑 ペットライフ社
¥4,800

8月29日 ステップレミング産まれた

8月29日 ステップレミング産まれた

動物の輸入に対する規制が厳しくなった昨今、昔は普通に売られていたげっ歯類が姿を消しつつあることをご存じでしたか?
さすがにハムスターやモルモットのように国内で盛んに繁殖されているものはあまり変化がないと思いますが、かつてちょっと変わった動物として比較的販売されていた、ステップレミングやオブトスナネズミ、リチャードソンジリスなど見かけなくなったか、いても以前と比べモノにならないくらい値段が高騰していますね。
そこで数少ない種類をなんとか国内で維持しようと一部の方々は懸命に頑張っています。私はステップレミングの繁殖維持を目指しています。
子どもの写真はありませんが(っと思ったらあったので掲載)、7/2に産まれました。もうかれこれ二ヶ月になりますが、はじめはお母さんは4頭の子どもの世話で大変でした。特に生後10日もすると巣穴からぞろぞろと子どもたちが遊びに行ってしまうのでお母さんは口でくわえながら一生懸命巣穴に連れて帰るのですが、1頭連れ帰ると別の1頭が遊びに行ってしまい、見ていてほほえましいのですが、お母さんの苦労がよく分かりました。